1977年にレース好きの仲間が集まって、自分たちが走るためにマフラーやエキゾーストマニホールドを抜本的に見直し、自分たちで製作した事がトラストの始まりです。
その後、海外を含め様々な種目の自動車レースに参戦。最高速記録等の数々の結果を残す事で国内外にTRUST/GReddyの名が広がっていきました。
一方、1990年代半ばバブル景気が崩壊すると、スポーツカーよりも、ミニバン、SUV、ハイブリット等と、より収益性と実用性を兼ね備えた車種が主流となり、更に2000年代にはより厳しくなる排ガス規制の影響もあり、スポーツカーは自動車メーカー各社のラインナップから次第に減っていきました。
このような難しい環境にあっても、トラストは2014年、駆動方式を4WDからFRに変更し、1000馬力オーバーの世界初のR35型GT-Rのドリフトマシンを製作し、D1GPにワークス体制で参戦。
2016年にはドリフト最高速チャレンジに参画し、D1で培った技術と経験で、1,380馬力まで出力を高めたR35型GT-Rで見事304,96km/hの記録更新をサポートしました。
40年を超える歴史を通じ、TRUST/GReddyブランドは国内外のチューニングファンの心にしっかりと刻み込まれてまいりました。