2016年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第3戦
参戦レポート
■開催日 2016年6月25日(土):単走予選(免除)、単走決勝、追走
■開催地 筑波サーキットコース2000
■入場者 7,117 人(土日合計)
【6月25日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ】
■単走決勝 3位 ■追走決勝 3位
【2016シリーズランキング】 2位 (72ポイント)
2016年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第3戦が茨城県 筑波サーキットで開催されました。
昨年は優勝し、今回も事前テストで好感触だったため気持ちに余裕を持って臨めました。
今回も単走予選は免除のため金曜日は練習のみで土曜日に単走決勝と、追走トーナメントが行われました。
練習走行では事前テストの時ほどのいい感触は無かったものの不可もなくそのまま本戦を迎えました。
単走決勝は1本目で3位、2本目はそれを上回ることができず齋藤選手、岩井選手に次ぐ3位となりました。
午後からは追走トーナメントが行なわれ、対戦表は決勝で齋藤選手とぶつかる組み合わせとなり、そこを見据えた戦略を組み立てスタートしました。ベスト16、ベスト8は無難に勝ち進み、ベスト4で横井選手と対戦。ここも問題なく勝ち上がるはずでしたが、1本目後追いでは80Rで先行車に接近したところで挙動が乱れ、やや流されてしまい1ランクのアドバンテージを取られ、先行では0.5ランクを取り返しましたが惜しくも敗れてしまいました。
3位決定戦ではベスト4での走りを払拭するようなキレた走りで勝利し、第3戦は3位で終了しました。
2016年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第4戦
参戦レポート
■開催日 2016年6月26日(日):単走予選(免除)、単走決勝、追走
■開催地 筑波サーキットコース2000
■入場者 7,117 人(土日合計)
【6月25日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ】
■単走決勝 11位 ■追走決勝 8位
【2016シリーズランキング】 2位 (86ポイント)
今大会はダブルファイナルで、土曜日の第3戦に引き続き日曜日は第4戦が開催されました。
前日まさかのベスト4敗退を喫しシリーズランキング2位はキープしたもののその差は広がり、追い詰められた感はありますが、マシンのセットも変更し気持ちを入れ替え大会に臨みました。
朝のチェック走行ではまずまずの感触が確認できました。
シードのため単走予選は免除。単走決勝からスタートしましたが、多くの他の選手と同様に最高速計測ポイントに惑わされ、その後の切り返しで得点を伸ばせないという罠にはまってしまい11位に終わりました。
この順位により追走トーナメントではベスト8で齋藤選手と対戦することが決まりました。
午後からは追走トーナメントが行なわれ、何としても齋藤選手に勝たなければ後がない状況で、ベスト8で倒して優勝しシリーズポイント差を縮めなければなりませんでした。
ベスト16の対戦相手は手強いチームメイトの藤野選手でしたが、激しい接近バトルの末トータル1ランク上回り勝利することができました。この対戦はベスト追走賞に選ばれました。
これで良い感覚をつかみ波に乗っていけると感じました。
そして迎えたベスト8はやはり齋藤選手が対戦相手となりました。
後追いの1本目はスタートで離されることもなくしっかり付いて行きましたがアドバンテージを取るまではいかずイーブン。入れ替えの先行ではここもイーブンに抑えてサドンデスに持ち込みたいところでしたが、
オーバースピードでコースアウトしてしまい、敗れてしまいました。
【チーム監督 中上信吾】
今回の筑波は事前の走行会に参加し、走行ラインの確認、サスペンションやファイナルの確認以外にもエアロパーツ、L.S.D、スタビライザ等の仕様違いの比較も試す事が出来たので、良い手応えを持って臨みました。
ところが、ウイーク初日金曜日の練習走行では何故か事前テストのような走りが出来ず、まとまらない走りでドライバーも首をかしげていました。
どうも1コーナー進入のリズムがとれていないようだったので、好感触だった事前テストから変更してきたファイナルを戻してみたら良い感じで走れるようになりました。
ただ、1コーナーの進入スピードを意識し過ぎていて、ダンロップアーチ後の3コーナーで流され気味になっいたので、土曜日は単走3位、追走も3位という振るわない結果で終わりました。
日曜日はサスペンションのセット、アライメントを変更し、3コーナー対策をしました。
朝の練習走行でもフィーリングが良かったのですが、単走では下位に沈んでしまい、ベスト8で早くもダイゴとの対決になりました。
1本目の後追いスタートでは離されずに付いていきましたがアドバンテージは取れず、入替えではどうにかイーブンに持ち込みたいと思っていました。
しかし、2本目の先行は1コーナー進入でダイゴさえ引き離す程明らかにスピードが速く、やばいかなと感じたとおり、やはり3コーナーを曲がりきれず、コースアウトしてクラッシュパッドに突っ込みました。
川畑の勝ちたいという気持ちが先行してのクラッシュなので仕方ないと思う反面、もっと冷静に状況判断し、やらせるべきだったと反省もしています。
次戦エビスは同じ失敗を繰り返さないようにチーム一丸となって頑張ります。
【ドライバー 川畑 真人】
今回は筑波サーキットで事前にテスト走行を行い、順調にセットを決めることが出来ました。本番までにファイナルギヤなどを変更し、更に良い走りを目指し現地に入りました。金曜日の練習走行では1コーナーから角度と振り出し位置が安定せず、全体のリズムも合わなかった為にメカニックと協議して前のセットに戻しました。
決勝日の単走ではスピードを意識しすぎて、1コーナーの振り出し位置が奥にずれ、本来の走りが出せずに終わり両日とも終了しました。第3戦の追走ではベスト4の横井選手との対戦で、後追い時に審査席前で流されるミスを出して負けてしまいました。
敗因はスタートしてからの加速区間で出遅れ、その車間距離を詰めようとしたことが大きいと思います。
第4戦ではベスト8で斎藤選手との対戦となり、現在のポイント差を考えるとどうしても負け
られない1戦となりました。後追い時にアドバンテージを得られなかったので、入れ替えた先行時で相手を引き離しサドンデスに持ち込む作戦を立てスタートしました。とにかくスピードを上げて1コーナーに飛び込み、そのまま審査席前を通過しましたが、ラインが大きく流されスポンジに接触スピンする結果となりました。
今大会は全てにおいて1番を取りに行きましたが、達成する為に焦りミスが目立ちました。応援して頂いているファンのみなさんや、スタッフの期待に応えたい気持ちが先走っていたと思います。次戦では気持ちにゆとりを持って自分の出来ることに集中して走りたいと思います。
今大会は参加チームのピットがタイヤメーカーごとにまとめられ、またブースも隣接していたためとても一体感のあるレイアウトでトークショーなども盛り上がりました。
また、コースウォークでいつも応援してくださるファンの皆様、大変ありがたいです。
TOYOTIRESブース トークショージャンケン大会、記念撮影。
今大会でもこれまでの悪い流れを変えることができず、大変悔しい結果となりましたがレース後の川畑選手の言葉からも〝本気〝が伝わりました。
次戦エビスラウンドもダブルファイナルで第5戦、6戦が行われます。ここでは何とかリベンジを果たしたいと思います。今後とも応援よろしくお願いいたします。