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2016年 D1 ASIA PACIFIC PRIMRING GP 参戦レポート

 

■開催日  2016年9月24日(土) 25日(日):単走決勝、追走 ■開催地 ロシア プリムリングサーキット 特設コース

【9月24日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ】 ■単走決勝  2位

2016年 D1 ASIA PACIFIC PRIMRING GPがロシア ウラジオストク プリムリングサーキット 特設コースで開催されました。 今年で3年目(GTRでは2年目)となるロシアエキシビジョン戦は、D1からの参加者が皆本番機を持ち込む本格的な大会となりました。
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  金曜日は練習走行のみで土曜日にロシア勢の追走予選があり、その後単走ファイナルが行われました。 練習走行でのDOSSは金曜日に99.75、土曜日に100.94と点数は悪くはないが感触はいま一つといった状態で、車両セッティングは特に変更なしで本戦を迎えました。
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  そして始まった単走ファイナルは、1本目99.58でトップに立った齋藤選手の次に出走した川畑選手が99.90で1位になりました。2本目の齋藤選手は別次元の走りで100.92を出しトップに。川畑選手もトップを取り返すべく気合を入れて走りましたが失敗してしまい、逆転はできず2位に終わりました。
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    【9月25日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ】 ■追走決勝  2位 日曜日は追走トーナメント日です。朝の練習走行ではスタートで「全然ついていけない」とのコメントにより追走にはファイナルギヤ変更をして臨みました。 単走順位によりシードとなりベスト16からのスタートで齋藤選手とは決勝でぶつかる組み合わせです。 ベスト16はロシア勢の単走23位の選手が相手で難なく勝利しました。ベスト8の相手は日比野選手を倒して勝ち上がったロシア選手で油断はできませんでした。しかし1本目に川畑選手のスピードにつられてウォールに激突、フロントサスペンションを破損し終了かと思われましたが、5分間ルール(?)で奇跡の修復を行い復活、対戦が再開しましたが戦闘力はなく川畑選手が勝利しました。
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ベスト4は横井選手と対戦。今回はあまり調子が良くないのかシリーズ戦のような勢いがなく、危なげなく勝利しました。
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  そして決勝の相手はやはり齋藤選手で、そこにR888Rを準備するとダイゴ選手は気にしている様子でした。 対戦が始まると、スタートダッシュでも置いて行かれることもなく1.5ランクアドバンテージを取りました。 入れ替えの先行でも会心の走りで観客も非常に盛り上がりました。しかし、コース外走行の減点1があり残念ながら敗れてしまいました。
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【チーム監督 中上信吾】

d1_%e3%83%ad%e3%82%b7%e3%82%a216 昨年のロシア戦は、先行2ランク取っておきながら後追いで無理をしてスピンし、まさかのベスト4敗退という悔しい結果だったので、今年は我慢の走りでも確実に決勝戦まで駒を進める事を第一に臨みました。 とにかくミスをしない確実な走りで順当に勝ち上がり、決勝は予想通り齋藤選手との勝負になりましたが、それまでの走りを比べてもスピード差が有り過ぎて、正直、ドライバーもチームも今回ばかりは諦めムードでした。 今回、今までのR1Rの他、決勝戦用にニュータイヤR888Rもロシアに持ち込んだものの、前日のテストではドライバーのフィーリング、ロガーやDOSSデータからもタイヤの優位性が感じられず、決勝もフィーリングの違いが出ないようにR1Rを履く予定でした。 しかし、ドライバーからダメ元で、R888Rで試した事が無いくらいエアー圧を下げて走ってみたいという要望があり、今のままでは勝ち目が無い状況だったので、急遽作戦変更して決勝戦に臨みました。 ところが、このエアー圧の違いで思った以上にタイヤのグリップが増し、スタートでも離されずにほぼ互角の勝負が出来ました。 結果は負けてしまいましたが、良いタイヤセッティングが見つかったので、次戦は上手く結果に繋げたいと思います。  

【ドライバー  川畑 真人】

d1_%e3%83%ad%e3%82%b7%e3%82%a218 今回、ウラジオストクでのエキジビションマッチは昨年同様GTRを持ち込み、圧倒的なパフォーマンスを見せられる準備を整えて挑みました。 練習走行から調子が良かったのですがストレートの速度を更に上げる為に、ファイナルギヤをローギヤに変更し、更にテストを重ねました。 単走では大きなミスもなく高得点を取得し、2位で追走進出を果たしました。追走では地元選手との対戦でミス無く勝ち上がり、決勝戦では圧倒的なスピードを見せていた斎藤選手との対戦となりました。今回は勝負を半分諦めかけていましたが、ダメもとでリアタイヤをR888Rに変更し、更にエアーを下げて走ったところ、ウォーミングアップからグリップの違いに驚き、スピードが上がったことを実感しました。スタートしてから終始接近戦に持ち込む事が出来ましたが、入れ替えた先行時にラインカットするミスを出し、自分の負けが決定しました。 今回は決勝戦で負けはしましたが、タイヤやエアー圧によって新しいセットの発見がありました。次戦ではこの経験を生かして優勝出来るように頑張りたいと思います。
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今大会ではロシアのドリフト人気を再確認できました。来年以降もドライバーやマシンのレベルが上がってくると思います。また、敗れはしたものの手応えを感じることができた大会でした。 シリーズ最終戦のお台場ではいい走りが出来ると考えています。 今後とも応援よろしくお願いいたします。    
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