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2017年グランツーリスモD1グランプリシリーズ 第4戦 参戦レポート

■開催日  2017年7月21日(金):単走予選 ■開催日  2017年7月22日(土):単走決勝、追走トーナメント

【天候(金):晴れ    路面:ドライ】 【天候(土):晴れ    路面:ドライ】

■リザルト №35(川畑)

単走決勝 13位(12ポイント) ■追走 13位(8ポイント)

■リザルト №39(末永)

単走予選 9位 単走決勝 9位(16ポイント) ■追走 1位(30ポイント)

【2017シリーズランキング】

№35:    2位 (75ポイント) №39:   6位 (52ポイント)

2017年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第4戦が大阪府 舞洲スポーツアイランド特設コースで開催されました。 前回の筑波では非常に良い結果で終わり、弾みをつけて大阪入りしました。メインスポンサーであるTOYOTIRES様と川畑選手の地元であり、今大会の冠スポンサーであるG-LIONグループのためにも絶対に勝ちたい、勝たなければいけない という心境で挑みました。
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  走り出してみると予想以上に進入の最高速が伸びるコースレイアウトで車両セットや得点を出すポイント攻略に悩みました。 本戦出場をかけた予選が金曜日に行なわれ、№39 末永が出走しました。2回の練習走行でマシンの基本セット、タイヤの摩耗具合、走行ライン、振り出し位置、DOSSのポイント 等を確認、調整して予選に入りました。状態は可もなく不可もなく、スゴク乗れてるという感じは全くありませんでしたが、なんとかグループ3位に入り予選は9位で通過できました。
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  土曜日には単走決勝と、追走トーナメントが行われました。 思った以上にタイヤの消耗が激しいコースなため単走決勝は1本目で8位以内に入りたいところでしたが、2台ともそれが叶わずNo,39末永が9位、No,35川畑が13位と 少しヒヤヒヤした単走でした。
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  午後からは追走トーナメントが行なわれ、前回の筑波に続きまたも準決勝でGT-R対決の組み合わせとなりました。 ベスト16で先ずは末永が田口選手に勝利しベスト8に進みました。その直後の対戦で川畑が出走しましたが、ここでまさかのアクシデントが発生し、No,35川畑は初戦敗退となりました。 1本目の後追いで1コーナー進入の際に、対戦相手の畑中選手に追突してしまい自身も宙を舞うほどにマシンが飛び上がりそのまま相手とコンクリートウォールに衝突、両者リタイヤとなってしまいました。 畑中選手とマシンのオーナー齋藤選手には申し訳なかったと思います。
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  こんなところで川畑が消えてしまったため、すべての期待は末永に集中しました。 ベスト8の対戦相手は強敵藤野選手でしたが、相手のミスでかなり有利になり落ち着いてポイントを獲り勝利しました。
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  続くベスト4では平島選手と対戦。1回では決着が付かずエクステンデッドでは、インフィールドでポイントを稼ぐ走りにどんどんキレが増していき決勝に駒を進めました。
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  決勝の相手は昨年から末永の後を引き継いだRE雨宮RX7の松井選手でやや感慨深いカードとなりました。 ここは絶対に負けたくないという気持ちが倍増しました。 しかし、単走を2本走り、追走もエクステンデッドが1回あったためタイヤの残量が心配でした。 エクステンデッドにもつれ込むとかなり不利な状況になるので一発で仕留めるしかありませんでした。先行の1本目は上手くスタートダッシュを決めて引き離しイーブン。後追いはやはりインフィールドで追い詰める走りがすばらしく、勝負を決めてくれました。
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  1台は残念な結果に終わりましたが、残る1台が優勝することができ本当に良かったです。 最終結果は№35 川畑13位、№39 末永1位となりました。今回の結果により念願だった末永のシード入りも果たせました。
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2017年グランツーリスモD1グランプリシリーズ GLION TROPHY

■開催日  2017年7月23日(日):単走バトル、追走バトル

■開催地 舞洲スポーツアイランド特設コース ■入場者 5,656人(日曜日)

【天候(日):晴れ    路面:ドライ】

■リザルト №35(川畑)

単走バトル 1位 ■追走バトル 1位

■リザルト №39(末永)

単走バトル 9位 ■追走バトル 16位敗退

2017年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第4戦の翌日に同じコースレイアウトでエキシビジョンマッチ GLION TROPHYが開催されました。 マシンの馬力を基準にグループが分けられ、本戦同様に単走と追走で争われました。川畑、末永は最もパワーのあるクラスでの参戦でした。
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  前日のクラッシュで大きなダメージを負ったマシンは色々な方々のご協力により、深夜までに何とか走れる状態まで修復させることができました。 チェック走行でのドライバーからの無線第一声『問題ないですね』で一安心でした。 たくさんの関係者やファンの方たちに走る姿を見てもらうことができて本当によかったです。
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  そして始まった単走バトルでは、なんと川畑が1位を獲ることができました。エキシビジョンで成績がいいのは知っていますが。。 一方、前日優勝の末永は単走バトルのグループ上位5名に入れず、落ちた選手の中での得点が1位だったのでギリギリで追走バトルに進むことができました。
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続く追走バトルはベスト16の1回戦から川畑・末永のGT-R対決になってしまいました。 結果は川畑の勝利。こうなったら最後まで行くしかないです。 このエキシビジョンはタイヤ本数制限が無く常にMAXパフォーマンスで行けるので期待は高まりました。
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BX8C0366   そして、高山選手、小橋選手を倒し順調に決勝へ進出しました。対戦相手は やはり来た齋藤選手、しかし1本目でミスが出るなど川畑が大きくアドバンテージを獲りました。入れ替えのスタート地点へ向かうところで齋藤選手がヘルメット脱いだため走れないのだと分かりました。原因はクラッチトラブルでこれ以上対戦ができない状態とのことで川畑の優勝が決まりました。
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CW2C4119   相手のマシントラブルという呆気ない幕切れでしたが、結果としては最高でした。  

【チーム監督 中上信吾】

舞洲特設コースはストレートが長くなり、想定していた以上に苦労しました。 加速区間ではホイールスピンで車速が伸びず、1セクターは振り出し位置が手前でインカット気味。かといって1セクターを頑張ると2セクターが伸びないし、ミスをするとアウト側コンクリートウォールにクラッシュするリスクが大きいのでなかなか攻められない。5セクターも4セクターを頑張ると伸びないという感じで、全体を上手くまとめて減点の少ない走りが求められました。 足回りと空力の変更でやっと車のセットも決まり、「またBEST4でチーム対決になんのかなぁ」と思っていた矢先に35号車の川畑がやらかしてしまいました。
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完全に川畑のミスで相手の畑中選手には申し訳なかったですが、どちらにも怪我が無かったので一安心でした。あとは39号車に任せるしかなくなり、とにかく結果を残すよう、無駄なミスをしないようにと無線で指示を出しましたが、末永がキッチリ指示通りの仕事をして優勝してくれたので、チームは本当に救われましたね。 4輪宙を浮いた35号車の損傷は見た目以上に激しく、現地修理出来る状態ではなかったので、競技終了後に大阪のS&COMPANYに運び、諸々協力して頂いてどうにか走れる状態まで修理する事が出来ました。 翌日のエキシビションでは川畑得意の“終わりよければ全てよし”のうやむや作戦で気持ちを切り替えるよう、チームみんなでチェック走行に送り出しました。 単走で良い走りが出来た事もあり、追走でも集中して自分の走りが出来ていたので“今日は行けるかも!”という気がしていましたが、まさか本当に優勝するとは思いませんでした。 今回の舞洲はGLIONグループが冠スポンサーの大会だったので、とりあえず面目を保てて良かったです。  

【ドライバー  川畑 真人】

今回は地元の大阪で開催されることもあり、家族や友人の前で良い走りを見せたいと意気込んで現地に入りました。 練習走行ではストレートの速い車速から一気に角度が付かず、足回りのセットとリヤウィングを小さくする変更を行いました。その状態で乗りやすくなったのですが、走りが消極的でDOSSの点数は伸びませんでした。本番の単走では進入角度とスピードを意識して思い切った走りをしたのですが、大きく流される結果となりトップ8に入れず、2本目の走行では無難な走りに切り替え、なんとか追走進出を決めました。
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追走前にもう一度足回りのセットを見直し、意気込んでスタートしたのですが、後追い進入時に速度を誤り激しく先行車に接触し敗退しました。ストレートの後半で少し離れた車間距離を一気に詰め寄ろうと思ったのが、ミスを引き起こした要因でした。 メカニックの懸命な作業のおかげで翌日のエキジビションマッチに走れる事となり、チェック走行では違和感が無く、前日の追走前に変更した足回りが乗りやすい方向に変わっていると感じました。本番の単走を迎え、迷いなく飛び込んだ1コーナーはイメージ通りの角度とスピードで走りきり、1位で追走進出を決めました。追走に入ってからもミス無く確実に走る事を心がけ決勝戦まで順当に勝ち上がりましたが、決勝戦の相手の斎藤選手がマシントラブルのために自分の優勝が決まりました。
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今回は土曜日のシリーズ戦で大きな失敗をしてしまい、対戦相手の畑中選手に申し訳ない気持ちでいっぱいです。その他チームスタッフやスポンサー関係者の方々にも迷惑をかけました。次戦からは信用を回復できるようしっかり頑張りたいと思います。  

【ドライバー  末永 正雄】

特設コースでの開催となった舞洲戦は路面コンディションの変化に対応するのが大変でした。 予選日の練習走行は砂等の影響で物凄く滑りやすく、走る度にグリップ力が変わる状況でした。 距離感を間違えるとコンクリートブロックにぶつかるコースだったので慎重に9位で通過しました。 単走決勝は1本目で得点が出せずに2本目の得点で決勝トーナメント進出となりました。 追走では馬力の有り余る35GTRを直線で上手く走らせられなくて、ホイルスピンとの戦いでした。コーナリングの速い特性を活かして結果的に優勝出来ましたが、まだまだ納得出来る運転では無かったので、次戦のエビスでは更にマシンのポテンシャルを発揮できるように頑張りますので応援よろしくお願いいたします。
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日曜日に行われたGLION TROPHYでは単走バトルで思うように得点が出せずに9位での通過となり、追走バトル1回戦で川畑君との対戦になってしまいました。 後追いでアドバンテージが取れずに敗退し、追走バトル12位という結果に終わってしまいました。単走バトルをもっと上位で通過していれば川畑君との対戦を1回戦で行わなくてよかったので、戦いの組み立てを失敗しました。 まだまだマシンの性能を引出せてない事を実感したので、今後のラウンドでは頑張ります
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  TOYOTIRESブースでは恒例のトークショー、記念撮影が行われました。 9I2A0454 GLION OSAKA DRIFT 、 この名に恥じない結果を残せたことは日頃から応援してくださる皆様のおかげだと感じております。これからも引き続き、応援、ご協力の程 よろしくお願い申し上げます。 BX8C2813

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