2018年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第4戦 参戦レポート
■開催日 2018/6/9(土) Rd.4予選 【免除】 2018/6/10(日) Rd.4 【天候:晴れ、曇 路面:ドライ】 ■開催地 十勝スピードウェイ ■入場者 土曜日 2,770人、日曜日 4,328人 2日間合計 7,098人リザルト Rd.4
#35(川畑)
単走 | 1位(30ポイント獲得) |
追走 | 3位(22ポイント獲得) |
#39(末永)
単走 | 2位(25ポイント獲得) |
追走 | 9位(12ポイント獲得) |
チーム 3位(15ポイント獲得)
【2018年シリーズ】Rd.4終了時点
ドライバーズランキング | 川畑真人 | 2位(81P) |
末永正雄 | 6位(54P) | |
単走ランキング | 川畑真人 | 1位(112P) |
末永正雄 | 7位(68P) | |
チームランキング | 同点1位(65P) |
単走ファイナル
24台で争われる単走ファイナルではシリーズランキングの逆順で出走します。残り7台のところで末永選手が走行し、スピード、ポイントともにこれまでの選手を上回り暫定1位を獲得します。残り3台で川畑選手の出番となり、依然トップは末永選手のままでした。 そして川畑選手の走行は驚異的なスピード、得点も末永選手を上回り暫定1位が入れ替わりました。 川畑選手、末永選手とも残る横井選手と藤野選手に逆転されることなく単走1本目が終了し、チームワンツーで川畑選手が3戦連続の単走優勝を飾りました。追走
追走トーナメントの対戦表はまたも決勝でチーム対決となる組み合わせで、今回こそワンツーという気持ちが高まりました。
BEST16
川畑選手は単走で走った感触から、マシンのスプリングレート変更を希望し、その新しいセットで追走を向かえました。対戦相手はDROO-Pの松川選手で、お互いかなり乱れた走りでしたが、勝利しました。
BEST8
早々にチームメイトが敗れてしまったため、すべての期待が川畑選手に集中します。対戦相手はS2000の日比野選手で1本目先行では、川畑選手の高速進入に一定の距離で付いて来られイーブン。 入れ替えの後追いでは前を行く日比野選手がハーフスピン気味で失速し、避けきれずに側面から衝突してしまいましたが、今回は相手に原因があるというジャッジで勝利し、ベスト4に進出しました。 しかし、マシンはボディだけでなくリアアームまで曲がるダメージを受けてしまい、応急修理てなんとか走らせられる状態にしました。
BEST4
ベスト4は前回と同じ横井選手と対戦。オートポリスではやられてしまっているので、取り返すべく各部のセット変更を行い、臨みました。 1本目先行では必死に加速しましたが、横井選手の走りが素晴らしく、ピッタリ寄せられ2ランク取られてしまいました。後追いではスタートで少しホイルスピンしてしまいピッタリ付いて行くことはできず、横井選手の1輪コース外走行で減点もありましたが、1本目の2ランク差が響き、敗れてしまいました。 やはり、マシンが万全の状態で戦いたい相手でした。 しかし今回もこの横井選手とのバトルがベスト追走賞となりました。3rd Place Battle
川畑選手は3位決定戦へ進み、北海道出身のVERTEX上野選手と対戦しました。上野選手はそれまでの対戦でかなりタイヤを消耗しており、もう残りタイヤが無い状態での対戦となりました。しかし予想以上にしっかり走れていて驚きましたが、無難に勝利し2戦連続の3位表彰台を獲得しました。【チーム監督 中上信吾】
今回の十勝はGT-Rのパワーを生かせる比較的ハイスピードなレイアウトでしたが、思った以上にラインの自由度が無く今までで一番攻略が難しいコースでした。 周りも苦戦していて、川畑の単走優勝も失敗したにもかかわらず速度加点が効いた感じでした。 追走では、後追い時にスピードの遅い車にどう合わせられるかが重要でした。 末永にも無線で距離を開けるように指示は出したのですが、前車の失速が想定以上で避けきれず、接触して敗退してしまいました。 川畑の35号車も、遅いスピードでもドリフトを維持出来るように、追走前にオーバーステア気味にセッティングを変更したのですが、S2000のハーフスピンを避けられず接触し、マシンに大きなダメージを負ってしまいました。 ホットピットでの応急修理では万全な状態に修復は不可能で、どうにか走れる状態にはなりましたが、相手が前戦優勝の横井選手だったので、ちょっと分が悪かったですね。 どうにか川畑が3位表彰台に乗れて、最低限の結果が残せたのは幸いでした。 次戦筑波もGT-Rに有利なコースなので、次こそ1-2で決めたいと思います。
【ドライバー 川畑真人】
今回のD1グランプリは十勝スピードウェイで行われ、北海道での初開催となりました。 比較的スピード域も高く攻略が難しいレイアウトだと思い現地入りしましたが、実際に走ってみるとハイパワーマシンの本領を発揮しドリフト走行は出来ました。しかし、ライン取りに自由度がなくDOSSの点数や追走でのコントロール性を狙って、オーバーステア方向にセットを変更しました。 単走ではイメージ通りに走らせる事が出来ませんでしたが、他の選手もミスが多かった為に単走優勝することが出来ました。
【ドライバー 末永正雄】
D1GP Rd4 北海道ドリフトは初開催と言うことでDOSSの攻略が重要でした。 シード入りしていたので予選が無く、時間的な余裕があったので、少ない練習時間の中でもギヤ比や足回りのセットを出すことが出来ました。 事前のテストで足回りを見直したのも良い感じで、単走決勝の結果に繋がり2位で通過出来ました。 追走決勝はベスト16で高橋和己選手との対戦で、先行で引き離し0.5のアドバンテージを取ったので、後追いは距離を空けて進入したものの相手の失速に合わせられずに接触し、判定負けしてしまいました。