GReddy ターボチャージャー
トラストオリジナルのTシリーズをはじめとした40種類以上の豊富なラインナップからエンジン特性や用途に合ったターボチャージャーを選択することができます。
ターボチャージャー | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
タイプ | コンプレッサー ホイール | EXハウジング(㎠) | アクチュエーター | CODE | 本体価格(税抜) | 本体価格(税込) | 備考 |
TD-04H | 15G | 8.5 | P380 | 11500036 | ¥110,000 | ¥121,000 | |
TD-06S L2 | 20G | 8.0 | 無 | 11500205 | ¥203,000 | ¥223,300 | |
TD-06S L2 | 20G | 10.0 | 無 | 11500206 | ¥203,000 | ¥223,300 | |
TD-06SH | 20G | 8.0 | 無 | 11500185 | ¥195,000 | ¥214,500 | |
TD-06SH | 20G | 10.0 | 無 | 11500186 | ¥195,000 | ¥214,500 | |
TD-06SH | 20G | 16.0 | 無 | 11500195 | ¥195,000 | ¥214,500 | |
TD-06SH | 25G | 8.0 | 無 | 11500170 | ¥235,000 | ¥258,500 | |
TD-06SH | 25G | 10.0 | 無 | 11500175 | ¥235,000 | ¥258,500 | |
TD-06SH | 25G | 16.0 | 無 | 11500180 | ¥235,000 | ¥258,500 | |
TD07S | 25G | 14.0 | 無 | 11500245 | ¥260,000 | ¥286,000 | |
TD07S | 25G | 17.0 | 無 | 11500250 | ¥260,000 | ¥286,000 | |
TD07S | 25G | 21.0 | 無 | 11500255 | ※販売終了 | ||
T67 | 25G | 8.0 | 無 | 11500210 | ※販売終了 | ||
T67 | 25G | 10.0 | 無 | 11500215 | ※販売終了 | ||
T78 | 29D | 14.0 | 無 | 11500330 | ¥267,000 | ¥293,700 | 排気出口アダプター 80φ四角フランジタイプ ※1 |
T78 | 29D | 14.0 | 無 | 11500331 | ¥267,000 | ¥293,700 | 排気出口アダプター 94φカップリングタイプ ※1 |
T78 | 29D | 17.0 | 無 | 11500332 | ¥267,000 | ¥293,700 | 排気出口アダプター 80φ四角フランジタイプ ※1 |
T78 | 29D | 17.0 | 無 | 11500333 | ¥267,000 | ¥293,700 | 排気出口アダプター 94φカップリングタイプ ※1 |
T78 | 33D | 14.0 | 無 | 11500267 | ¥267,000 | ¥293,700 | 排気出口アダプター 80φ四角フランジタイプ |
T78 | 33D | 14.0 | 無 | 11500268 | ¥267,000 | ¥293,700 | 排気出口アダプター 94φカップリングタイプ |
T78 | 33D | 17.0 | 無 | 11500260 | ¥267,000 | ¥293,700 | 排気出口アダプター 80φ四角フランジタイプ ※1 |
T78 | 33D | 17.0 | 無 | 11500261 | ¥267,000 | ¥293,700 | 排気出口アダプター 94φカップリングタイプ ※1 |
T88 | 34D | 15.0 | 無 | 11500314 | ¥278,000 | ¥305,800 | 排気出口アダプター 80φ四角フランジタイプ |
T88 | 34D | 15.0 | 無 | 11500319 | ¥278,000 | ¥305,800 | 排気出口アダプター 94φカップリングタイプ |
T88 | 34D | 18.0 | 無 | 11500315 | ¥278,000 | ¥305,800 | 排気出口アダプター 80φ四角フランジタイプ |
T88 | 34D | 18.0 | 無 | 11500321 | ¥278,000 | ¥305,800 | 排気出口アダプター 94φカップリングタイプ |
T88 | 34D | 22.0 | 無 | 11500316 | ¥278,000 | ¥305,800 | 排気出口アダプター 80φカップリングタイプ ※1 |
T88 | 34D | 22.0 | 無 | 11500322 | ¥278,000 | ¥305,800 | 排気出口アダプター 94φカップリングタイプ ※1 |
T88H | 34D | 18.0 | 無 | 11500317 | ※販売終了 | ||
T88H | 34D | 22.0 | 無 | 11500323 | ※販売終了 | ||
T88H | 38GK | 18.0 | 無 | 11500324 | ¥320,000 | ¥353,000 | 排気出口アダプター 94φカップリングタイプ |
T88H | 38GK | 22.0 | 無 | 11500325 | ¥320,000 | ¥353,000 | 排気出口アダプター 94φカップリングタイプ |
※1=EXハウジングに溶接取り付けが必要。 | |||||||
【付属品】 ※フランジ、取付けボルト、オイルインレットユニオンは付属していません。 ●TD06SH-25G/T67は専用オイルインレットフランジ付属。(ボルト/銅ワッシャー含む) ●TD07S/T78/T88は排気出口アダプター付属。(EXハウジングに溶接取り付け必要) ●T88HはEXハウジングに排気出口アダプター溶接済み。 | |||||||
注意事項 |
GReddy TZターボチャージャー
純正EX.マニホールドと純正インテークパイプにダイレクトで装着できる“純正交換タイプ”のTZターボチャージャーの補修用ターボ単体です。
- 車種ごとにコンプレッサーとタービンハウジングを自社開発。ホイールの設計と相まって用途に合わせたエンジン特性を追求しています。
- 低回転でのハイレスポンス性能に加え、高回転までまわすほどパワーが伸びていく気持ちの良いエンジン特性は、まさにストリートからサーキットまで幅広く対応できる性能。
- “純正ターボチャージャーと交換しただけ”とは思えないほど高いコストパフォーマンスを体感してください。
タイプ | EX.ハウジング | アクチュエーター | CODE | 税込価格 | 税別価格 | 備考 |
T517Z | 8.0㎠ | P765 | 11500123 | ¥216,700 | ¥197,000 | シルビア T517Z 8.0㎠タービンキット用 |
10.0㎠ | P765 | 11500124 | ¥216,700 | ¥197,000 | シルビア T517Z 10.0㎠タービンキット用 | |
8.0㎠ | P750 | 11500121 | ¥216,700 | ¥197,000 | スカイラインGT-R T517Z 8.0㎠タービンキット用 | |
10.0㎠ | P750 | 11500122 | ¥216,700 | ¥197,000 | スカイラインGT-R T517Z 10.0㎠タービンキット用 | |
T518Z | 8.0㎠ | P765 | 11500125 | ¥228,800 | ¥208,000 | シルビア T518Z 8.0㎠タービンキット用 |
10.0㎠ | P765 | 11500126 | ¥228,800 | ¥208,000 | シルビア T518Z 10.0㎠タービンキット用 | |
T620Z | 10.0㎠ | P850 | 11500220 | ¥228,800 | ¥208,000 | JZX100 T620Z 10.0㎠タービンキット用 |
■GReddy ターボチャージャー諸元表
LINE-UP | コンプレッサー | 対応出力 | コンプレッサー
| コンプレッサー
| タービン
| 最大値
| ||||
2.2kg/kwh KW(PS) | IN DIA mm | OUT DIA mm | 入口径 mm | 出口径 mm | OUT DIA mm | EX DIA mm | 排気温度 ℃ | ブースト kpa | ||
TD04H
| 15G | 147〜221 | 43.5 | 56 | 60
| 50
| 45.6
| 52
| 950
| 200
|
19T | 184〜235 | 46 | 58 | |||||||
TD05 | 14B | 184〜257 | 43 | 58 | 50 | 45 | 47.6 | 56 | ||
16G | 184〜257 | 46.5 | 60 | 190
| ||||||
TD05H | 16G | 191〜265 | 49.1 | 56 | ||||||
TD05SH | 18G | 211〜294 | 50.5 | 68 | 80 | 50 | ||||
TD06S | 20G | 211〜316 | 52.6 | 68 | 80 | 50 | 55.3 | 65 | 190
| |
TD06SL2 | 20G | 54.1 | 61 | |||||||
TD06SH | 20G | 257〜331 | 58.8 | 67 | ||||||
T67 | 25G | 294〜405 | 60.5 | 78 | 100 | 65 | 54.1 | 61 | ||
TD06SH | 25G | 368〜441 | 58.8 | 67 | ||||||
TD07S | 25G | 405〜463 | 65 | 74 | 900 | |||||
T78 | 29D | 441〜493 | 64 | 90 | 100 | 70 | 65 | 74 | ||
33D | 441〜530 | 65.8 | 90 | |||||||
T88 | 33D | 478〜552 | 72.3 | 85 | ||||||
34D | 515〜625 | 70 | 95 | 220 | ||||||
T88H | 34D | 588〜662 | 79 | 90 | ||||||
38GK | 662〜772 | 75.9 | 98 | 250 | ||||||
T517Z | 0616G | 211〜279 | 48.1 | 68 | 各専用形状 | 49.1 | 56 | 950 | 190 | |
T518Z | 18G | 211〜294 | 50.5 | 68 | ||||||
T618Z | 18G | 55.3 | 65 | |||||||
T620Z | 20G | 211〜316 | 52.6 | 68 | 58.8 | 67 |
※コンプレッサーカバーの入口径、出口径は外径数値を表示 ※20℃、1013hpa時のデータ
GReddyターボチャージャーの特徴
ターボチャージャーが過給するメカニズムと特徴
高効率を追求したコンプレッサー&タービンのハウジング&ホイール
ター ボチャージャーはエンジンから排気ガスが排出さ れるときの“圧力”を利用してタービンホイールを回転させ、同一軸上に取り付けられたコンプレッサーホイールが一緒に回転することで過給を行ないます。こ のためタービンホイールを小さくすれば少ない排気量のエンジンでも低回転からタービンが回転し、少ない排気量のままタービンホイールを大きくすると、排気 ガスの圧力が高くなる高回転まではタービンが回転しないことになります。“タービンホイールのサイズや形状”と“排気ガス圧力”の関係がエンジン特性を左 右するといってもいいでしょう。また、ターボチャージャーの原理が判ってくると「タービンホイールを小さいまま、コンプレッサーホイールを大きくすれば、 小さい排気量のエンジンでも、高い過給圧が得られるのではないか」と考えるでしょう。これこそトラストが最も得意とする“ハイブリッドタービン”です。 タービンホイールとコンプレッサーホイールの回転バランスを考え、可能な限り高効率なサイズ、形状、枚数をセレクト。さらにこれらの特性に合うハウジング を組み合わせて作られた“少ない排気量でも高い出力を得られる超高性能タービン”がGReddyターボチャージャーの特徴です。
フローティングメタルの優位性
GReddy ターボチャージャーはフローティングメ タルにこだわります。なぜなら“実際に使用している時”に最も抵抗の少ない軸受け方式だからです。フローティングメタルを分解してみると、金属同士が接す る形で見えてしまうために摩擦抵抗の高いメタルとして思われがちです。またターボチャージャーが冷めた状態でコンプレッサーホイールを手でまわした時の感 触も、ボールベアリング方式よりも重く感じることでしょう。それでもなぜフローティングメタルが優れているのでしょうか…答えは“エンジンオイル”の存在 があるからです。エンジンを始動して油圧がかかり、エンジンオイルが温まった状態になると、オイルに覆われる形で軸がメタルの中央に浮いた状態となりま す。これがオイルのみで軸を支える“流体軸受け方式”。フローティング=浮いている、メタルと言われる由縁です。つまりメタルを分解したときには、最も重 要である“エンジンオイル”を抜いて作業を行なうため、最も重要なデバイスを見落としているといっても過言ではありません。実際に使用しているときは、メ タルと軸の間はオイルで満たされていて、金属同士は一切触れていないのです。早い話しがターボチャージャーが冷えている状態でコンプレッサーホイールを回 転させて回転の重さを比べても、フローティングメタルの性能が出ていないところで比較していると言えば判りやすいでしょうか。ターボチャージャーは実際に 使用しているときの性能が大切であって、エンジンが止まっている時の性能比較はあまり意味を持ちません。ターボチャージャーが実際に使用される温度になっ たとき、点で支えているとはいえ金属同士が接している軸受け方式と、金属が一切接しない流体軸受けのどちらの抵抗が少ないでしょうか。また流体軸受けは ボールベアリングのように冷却水の循環が必要ない点からも、メタルまわりでの摩擦熱が発生していないことがお判り頂けるでしょう。
ターボチャージャーが実際に使用される温度域での性能や利便性を追求していくと、流体軸受けのフローティングメタルに行き着くのです。