2018年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第5戦参戦レポート
■開催日 2018/7/21(土) Rd.5予選
【免除】 2018/7/22(日) Rd.5予選
【天候:晴れ、曇 路面:ドライ】
■開催地 筑波サーキット コース2000
■入場者 土曜日 2,966人、日曜日 4,060人 2日間合計 7,026人
リザルト Rd.5
#35(川畑)
単走 | 1位(30ポイント獲得) |
追走 | 5位(17ポイント獲得) |
#39(末永)
単走 | 20位(5ポイント獲得) |
追走 | -位 |
チーム 5位(6ポイント獲得)
【2018年シリーズ】Rd.5終了時点
ドライバーズランキング | 川畑真人 | 2位(98P) |
末永正雄 | 9位(55P) | |
単走ランキング | 川畑真人 | 1位(112P) |
末永正雄 | 7位(68P) | |
チームランキング | 1位(71P) |
2018年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第5戦が茨城県・筑波サーキット コース2000で開催されました。 昨年と同様、正周りのコースレイアウトながらセクター割りが変更され、新たな戦略とデータ収集が必要となりました。
2台ともがシードのため予選は免除され、金・土曜日は練習走行のみでしたので各部のセット変更による比較などを行い、セッティングを煮詰めていきました。
日曜日は単走決勝と、追走トーナメントが行われました。 朝のチェック走行ではDOSSの配信が無いためドライバーのフィーリングと各ポイントにチームメンバーを配置しての動画や走行ラインの確認で単走ファイナルを向かえました。
単走ファイナル
走行距離も長くタイヤに厳しいコースなので単走は1本目で決めたいところでしたが、全く問題なく見えた末永選手の走りがDOSSに嫌われ得点が伸びず15位と出遅れてしまいました。 一方の川畑選手は全体の組み立てもしっかりハマり、ただ一人99点越えで単走4連勝を決めました。
そして後が無い末永選手の単走2本目は、全体的に得点が伸びず、さらにラインカット減点もあり、残念ながら追走トーナメントへ進むことができませんでした。
追走
1台が単走で脱落したため、なんとしても優勝を目指して挑みました。
BEST16
最初の対戦相手はMoty’s WEST AUTOの斎藤育生選手でした。 先行時も後追い時も相手がコースから飛び出してしまい、あっさり勝ち進みました。
BEST8
ベスト8の対戦相手はTEAM TOYOTIRES DRIFT Do-Luckのポン選手でトーヨー対決となりました。 先行では99点の走りでポン選手を1ランク上回りました。これは大きなアドバンテージです。
入れ替えの後追いではマージンを取って無難にイーブンで勝てるのですが、このところマシンが速いポン選手が相手なので離されないようにしっかり寄せて行きました。 しかし1コーナーの飛び込みで前を走るポン選手が失速気味になって走行ラインがイン側ギリギリとなり、行き場を失った川畑選手はドリフト出来ずにダート走行、その後は立て直してしっかり後追いできたのですが1.5ランク取られてしまい敗退しました。
【チーム監督 中上信吾】
今回はレースウイーク前日の一般走行会からサーキット入りして車体のセットアップを確認し、障害物が置かれた本番レイアウトになった次の日の任意走行会でDOSSを想定した練習を行い、盤石の体制で臨みました。 ただ、始まってみると、見た感じは悪くない走りなのに、末永の走り方がDOSSに合わないのか?全く点数が出ず、最後まで修正出来ずにまさかの単走落ちしてしまいました。 川畑の方はDOSSの点数も出ていて、マシンも完全にコントロール出来ているので、全く不安要素はありません でした。しかも、ライバルたちがトラブル等で単走落ちしたり、流れは川畑にあると確信していたのですが・・・今回も勝利の女神に嫌われてしまいました。 いつものようにやり過ぎたというわけでもなく、2セクターまではしっかり距離を開けていたのですが、先行のPON選手が3セクターの進入で失速しイン側に寄ってきてしまった為、行き場を失った川畑はぶつかるか、ダートに逃げるしかありませんでしたね。 ランキングは川畑がトップと1ポイント差の2位に付け、シード落ちした末永もまだシリーズチャンピオンの可能性は残っているので、とにかく次戦のエビス2連戦で結果を出せるように頑張ります。
【ドライバー 川畑真人】
筑波サーキットで行われた第5戦では、前日にテスト走行を行い、新たに足回りのジオメトリー変更をした部分を中心にセットアップを進めました。それと同時にDOSSの得点を上げられるような走らせ方の練習も行いました。公式練習日には他の選手よりも高得点が出せることも確認し順当に本番を迎えました。 単走決勝では何の不安要素もなく練習通りの走りを心がけ、1位で追走進出を決めました。そのままの勢いで一気に優勝する流れになったのですが、ベスト8の後追い時に相手選手の走行ラインに合わせることが出来ずに敗戦となりました。 自分の中で勝ち急いだ結果のミスと受け止め、もっと強い走りが出来るようにこれからも心がけて頑張りたいと思います。
【ドライバー 末永正雄】
今回の筑波戦は昨年と違い、最終コーナーにシケインが設けられてストレートのスピードを抑制されるレイアウトでした。 それでもコースの大きい筑波サーキットは馬力があるGReddy 35RX SPEC-Dに優位だと感じていました。しかし、練習走行からDOSSの得点が思った以上に伸びずにマシンのセットアップと走らせ方を試行錯誤しました。得点の出ないセクターを克服出来るように セットアップしたのですが、 全体的にスコアを伸ばせないまま単走決勝敗退という結果に終わってしまいました。 シリーズランキングもシードから外れてしまい、次戦のエビスは単走予選から走ることとなってしまいました。次戦のエビスはデュアルファイナルなので挽回してランキングを上げれるように頑張りますので応援よろしくお願いします。